濱嘉之
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濱 嘉之（はま よしゆき、1957年 - ）は、元警察官の肩書を持つ日本の小説家・テレビコメンテーター・危機管理コンサルティング会社代表。福岡県出身。テレビ番組に出演する際は本名の江藤史朗の名で出演している。
目次
1 人物
2 作風
3 作品リスト
3.1 シリーズ作品
3.2 その他
4 映像化作品
4.1 テレビドラマ
5 脚注
6 関連項目
人物
中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁巡査。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課係長に勤務。2004年警視庁警視で退官[1]。2007年に「警視庁情報官」で作家としてデビューした。
作風
執筆に当たっては、かつて警察官だった者として「嘘のないこと」を心がけており、臨場感のある作風が評価されている[2]。
作品リスト
シリーズ作品
- 警視庁情報官シリーズ
- 警視庁情報官（2007年12月 講談社）
- 【改題】警視庁情報官 シークレット・オフィサー（2010年11月 講談社文庫）
- 公安特命捜査 警視庁情報官2（2009年4月 講談社）
- 【改題】警視庁情報官 ハニートラップ（2011年4月 講談社文庫）
- 警視庁情報官 トリックスター（2011年11月 講談社文庫）
- 警視庁情報官 ブラックドナー（2012年10月 講談社文庫）
- 警視庁情報官 サイバージハード（2014年1月 講談社文庫）
- 警視庁情報官 ゴーストマネー (2016年11月 講談社文庫)
- 警視庁情報官（2007年12月 講談社）
- 警視庁公安部・青山望シリーズ
- 完全黙秘（2011年9月 文春文庫）
- 政界汚染（2012年3月 文春文庫）
- 報復連鎖（2013年3月 文春文庫）
- 機密漏洩（2013年8月 文春文庫）
- 濁流資金（2014年9月 文春文庫）
- 巨悪利権（2015年10月 文春文庫）
- 頂上決戦（2016年1月 文春文庫）
- 聖域侵犯（2016年8月 文春文庫）
- 国家簒奪 (2017年1月 文春文庫)
- 一網打尽 (2017年12月 文春文庫)
- 爆裂通貨 (2018年4月 文春文庫)
- 警察庁諜報課・榊冴子シリーズ
- オメガ 警察庁諜報課（2013年6月 講談社文庫）
- オメガ 対中工作（2014年11月 講談社文庫）
- ヒトイチ 警視庁人事一課シリーズ
- ヒトイチ 警視庁人事一課監察係（2015年5月 講談社文庫）
- ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係（2015年11月 講談社文庫）
- ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係（2016年5月 講談社文庫）
その他
電子の標的 警視庁特別捜査官・藤江康央（2009年9月 新潮社 / 2013年1月 講談社文庫）
世田谷駐在刑事（2010年6月 講談社）
- 【改題】鬼手 世田谷駐在刑事・小林健（2012年2月 講談社文庫）
- 列島融解（2012年3月 講談社 / 2013年3月 講談社文庫）
- 電光石火 内閣官房長官・小山内和博（2015年1月 文春文庫）
- 院内刑事 (2017年2月 講談社+α文庫)
- カルマ真仙教事件（上） (2017年6月 講談社文庫)
- カルマ真仙教事件（中） (2017年8月 講談社文庫)
- カルマ真仙教事件（下） (2017年12月 講談社文庫)
映像化作品
テレビドラマ
世田谷駐在刑事（2012年6月18日 - 2014年4月7日、全2作、TBS系「月曜ゴールデン」、主演：哀川翔）
犯罪科学分析室 電子の標的（2015年5月13日、テレビ東京系「水曜ミステリー9」、主演：伊原剛志、原作：電子の標的 警視庁特別捜査官・藤江康央）
脚注
^ 新潮社・濱嘉之
^ 日刊ゲンダイ11月2日 「ザッツ エンターテインメント 『今、警察小説が熱い! 編』」
関連項目
- 日本の警察官
- 警察小説
